【大学訪問】ウーロンゴン大学(University of Wollongong)訪問レポート

 

ウーロンゴン大学(University of Wollongong)訪問レポート

2018年10月初旬、NSW(ニューサウスウェールズ)州にあるウーロンゴン大学(UOW)を訪問しました。

 

ウーロンゴン市について

ウーロンゴンはシドニーから約80km南、セントラル駅から電車1本で約1時間30分の場所にあるニューサウスウェールズ州で3番目に大きい都市。

自然豊かで美しいビーチがたくさんあります。大きなショッピングモールもあり、物価もシドニーよりは安いので、落ち着いて勉強したい学生さんには優しい都市ですね。

 

 

ウーロンゴン大学一口情報

世界各国から留学生が集まり、地元オーストラリア人も多く学ぶ国際色豊かな大学です。

オーストラリア国内でも10位以内のレベルの大学に選ばれており、大変権威ある実績の高い大学です。

キャンパスは大変美しく、ウーロンゴン市内やビーチからも程近い大変便利な位置にあります。

 

 

ウーロンゴン大学訪問

キャンパスへの行き方とウーロンゴン大学スタッフ

ウーロンゴン大学への最寄りはノースウーロンゴン駅。

駅の前でUOWと書かれた青いバスが到着時間に合わせて待っていてくれました。

こちらに乗り、3分程度でキャンパスへ到着。

 

 

キャンパスツアー/看護コース見学レポート

キャンパスツアーのメインは看護コースの見学でした。

UOWの看護コースはFaculty of Science, Medicine & Healthに属し、サイエンスやドクターのコースを受講している学生達と同じビルで勉強します。

ダミー人形を使って練習しながら、スキル面だけでなく、患者とのコミュニケーション能力を高めることもコースの目的の1つとなっています。

このような教室が4室あり、うち2室はアセスメント用にマジックミラーがついていて、鏡越しに病室の様子が見えるように作られています。

・教室側からみた鏡

・裏側から見た教室

 

患者とのコミュニケーション能力を高める取り組みのプログラムの一環で、患者役はActorを募集してローカルの退職された方や大学内で探すそうです。

また、患者役へ指示ができるようにマイクが備え付けられています。

 

患者とのやり取りはすべて録画され、後程、別室で見ながらフィードバックを行ないます。

 

看護コースは3年間で21週間の実習が含まれています。

実習前、実習後ともに3年間を通してこの教室にて事前準備が行なわれるそうです。

実習先はウーロンゴン病院の他、現在はリバプール病院もプレースメント先となっています。

現在認可を待っているところですが、近々South WesternキャンパスでもBachelor of Nursingが開講予定です。

実習先がすぐそばのリバプール病院になっていることもありますが、リバプール病院にはより多くの診療科があるため、学生がいろいろな部門で経験を積むことができるからとのことです。

 

下の写真のダミー人形はコンピューターで設定できるそうで、学生がダミーを通して「患者の死」に直面できるように、その機会を必ず与えているそうです。よく考えられていますね。

看護科には必ずと言っていいくらい、数々のダミーがあります。このダミーは足に傷があるもので、傷の手当ての練習をするためのものだそうです。

 

病院と同じように医療器具が置いてあります。

Medicineの学生やDiploma of Nursingの学生もこの施設を使用しているとのことです。

 

卒業生の常勤看護師としての就職率は卒業後4か月以内で93.1%(国内平均率80.1%)と非常に高いです。(QILTのデータより)

 

<ウーロンゴン大学で開講されている看護コース>

Bachelor of Nursing(3年)

Bachelor of Nursing (Conversion)(1年)※看護協会非登録コース

Bachelor of Nursing (Honours)

Master of Nursing など

Bachelor of Nursing (Overseas Qualified Nurses)は2019年度は閉講。

2020年から新しくGraduate Entryのコースが開講される予定ですが、現時点では出願不可。

 

ウーロンゴン大学の学生寮

2018年2月に新しくKooloobongという学生寮ができました。Kooloobongは唯一キャンパス内にある寮でSelf-catering、つまり自炊専用の寮となっています。

寮に入ると共有キッチンとラウンジがあります。モダンで素敵ですよね!

 

共有キッチンには電気コンロとオーブン、そして大きい冷蔵庫があります。

また、IGAというスーパーが大学内にあるので買い物はそこで済ませればOK。

 

この寮の特徴としては、寮生だけが使える施設があることです。ゲームルーム、映画鑑賞ルーム、

レジャールーム(ビリヤードなど)、ミュージックルーム(バンドの練習場所のようなところ)などが完備されています。

 

4ベッドルームを見せてもらいましたが、本当にきれいで、学生さんが羨ましく思いました。

・キッチン

・リビング

・部屋

・シャワールーム

このように部屋のドアが面しています。

 

共同のコインランドリーもあります。

 

毎年、留学生向けに5000ドルのスカラシップがあります!

抽選で当たれば、、、ですが、もしスカラシップがもらえたら、大学外でシェアハウスを借りるのと同じ値段で寮に住むこともできます。

大学も学生寮もごみ1つ落ちていない清潔なキャンパスだと思いました。

 

ウーロンゴン大学はローカル生と交流したい方や、自然の中で落ち着いて勉強したい方におすすめ。

キャンパス内は自然が溢れていて、全て手の届くところにあるという感じです。

留学生とローカル学生同士の交流のためのアクティビティも盛んですし、在校生がキャンパス案内や寮の受付をしていました。また、大学で日本語を勉強している学生もいました。

勉強もしっかりしたいけど、ローカル生とも交流したい!という方にはお勧めの大学です。

 

 

コースについてのお問合せや出願手続きサポートについてご相談されたい方、ぜひICNオーストラリア留学情報館までお問い合わせくださいね!

 

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