【ご利用者の声】ウーロンゴン大学コンピューターサイエンス(UOW Master of Computer Science)からアグリテック・アグリビジネス分野のPhDへ進学!

皆さん、こんにちは 🙂 

2022年6月末にウーロンゴン大学のMaster of Computer Science (Major: Machine Learning & Big Data + Software Engineering)を卒業した東村さんから、留学のご経験談を頂きました!

東村さんは日本で大学を卒業した後、3年程就職されてから大学院留学を決意されました。大学では経済学専攻で、会社での数か月のプログラミングのご経験プラス事前学習されていたとのこと、今回UOWでComputer Scienceの分野に挑戦されました。UOW卒業後、現在はクィーンズランド大学でアグリテック・アグリビシネス分野でのPhDを受講中です。

将来、IT留学をお考えの方、オーストラリアの大学院に入学したい方へ是非読んで頂ければと思います。

ご利用者の声:東村俊一郎さん

1)日本では何をされていましたか?

大学卒業後、システム開発会社および商社で合計3年間ほど働いていました。

2)なぜオーストラリアへ留学しようと思いましたか?

理由は大きく2つあります。
1つ目は大学時代の短期留学経験です。丁度自分が在学中に1ヶ月程度オーストラリアで語学留学をするプログラムが始まり、ブリスベンに滞在する機会がありました。その際、オーストラリアの住環境・人の良さを直接感じ取ることができました。晴れ間が多い比較的過ごしやすい気候のもと、ホームステイファミリーや語学学校の友人や先生に助けられながら充実した1ヶ月を過ごすことができ、留学が終わる頃にはまたいつか戻って来たいという気持ちが強く湧いていました。
2つ目は、海外での生活経験を積むことができたからです。就職後、海外で短期的に海外赴任をする機会がありました。それまでは、海外で住むことに憧れがあった一方、中々一歩踏み出す勇気がありませんでした。かし、この海外で生活して働くという経験を通して、海外で暮らすことに対するハードルがかなり低くなりました。

以上の理由から、最終的にはオーストラリアに再度留学することを決意しました。

3)最初はDiplomaをお考えでしたが、最終的に大学院進学に変更された理由は何でしたでしょうか?

自分のキャリアを長期的な視点で考えたときに、Masterを修了したほうが良いと思ったからです。短期的な視野で考えるなら、授業の負担や難易度が落ちるDiplomaの方がよりオーストラリアの生活を楽しむことができると思いました。しかし卒業後の就職活動を考えると、余程の実務経験がない限り、Master卒の学生と競い合うのは難しいと思いました(Master卒でも容易ではありませんが)。また、DiplomaよりもMasterの方が大学院卒という事もあり、世界的にも通用すると感じました。そのため、最終的にはより難易度がより高いMasterに挑戦することにしました。

4)大学院からは幾つかオファーをもらっていましたが、最終的にどういったポイントで決めましたか?

これを言ってしまうと元も子もないですが、直感的な部分を最終的に頼りました。オファーをもらった大学はいずれもシドニー(付近)であり、行ったことがない地域でした。そのため、大学や住む可能性のある地域の環境をネットなどで1つずつ調べました。その中で、どちらかというと個人的に都市部はあまり好きではないので、その面ではウーロンゴンに軍配が上がりました。また、自分が挑戦するコースの難易度や知名度も調べましたが、目に見える程の大差はありませんでした。その他にも、生活のし易さやコストなど色々調べましたが、情報があまりにも多くわからなくなったため、最終的には自分が直感的により良いと思った方を選択しました。

5)大学の授業は全般的にいかがでしたか?(オンライン授業でのグループワークや教師との連絡など)

入学時期が丁度コロナ発生時と被ってしまい、ほぼ全ての授業がオンラインで行われました。そのため一般的な対面式の授業と比較することはできませんでしたが、1つ感じたのはIT関連のコースの課題の多くはプログラミングなどパソコンがあれば完結してしまうので、そこまでの不便さは感じられませんでした。また、全ての授業は録画されていたので、わからない箇所は何度も聞き直し、またリアルタイムでどうしても授業に参加できない場合でも、時間を問わず自分で追い着くことができるのは便利でした。教師たちへのメールを通しての質問に対する返事も、比較的早く来る場合が多かったです。会話の方がいい場合は、Consultation timeという時間も設けられているので、込み入った質問の場合はオンライン上で会い質問もしました。
しかし、教師や同級生との直接的なコミュニケーションは非常に取り辛かったのは事実です。物理的に直接会えないため、他の人との距離は非常に大きく感じ、親しくなることは困難を極めました。また、そのような理由からかモチベーションが明らかに低下していると感じる他学生も多かったです。当時の入国規制により中国やインドなど現地に残る生徒にその様な傾向が多く、一方で自分は単位を落とさず卒業したかったので、そのような人とグループワークを取り組む場合、自分の負担が倍増し非常に辛かったです。また試験を行う場合も全てオンラインで行われるので、wifiが不安定にならないか、使っているパソコンが壊れないかなど、普段では心配しなくても良いことでも悩んでいました。どうしようも無かったことでしたが、対面式の授業ももう少し受けてみて比較できると良かったです。

6)留学前は、IT初心者でもコースを受講して問題ないのかどうか気になられていたご様子でしたが、実際に受講してみていかがでしたか?事前に日本で勉強しておいた方が良いことがあればアドバイスをお願い致します。

自分は幸いにも、ほんの少しだけですが前職でプログラミングの経験(数ヶ月程度)があり、また基本情報などの最小限ながら資格も持っていました。また留学決定後も少しですがプログラミングの勉強を行いました。そのお陰もあり、授業自体は全く歯が立たない難易度ではありませんでした。しかし、今までの人生の中で経験した勉強の中では、難易度が圧倒的に一番であったことは事実で、心が折れそうになったことが何度かありました。よく海外の大学は入るのは簡単だが出るのが難しく日本と逆だと聞いていましたが、その通りだと思いました。
IT系は幅が広いので勉強する分野によって準備は違うと思いますが、共通するのはプログラミングだと思います。おそらくJavaやPython辺りは使う可能性が多く、他の言語もルールなどが似ている場合があるので、まずは上記のいずれかの言語を習得し慣れておくのが一番大事だと思います。
また今の時代、殆どのことはYouTubeやネットなどで大抵の事は調べることができ、自分が今回大学で勉強した内容も例外では無く、やろうと思えば全てネットで勉強することが可能でした。一方で、大学で勉強する意味はコミュニケーション作りや体系立てて効率よく勉強する事だと思います。そのため、ある程度英語ができる人はあらかじめ自分が勉強する授業の内容を調べ、それを検索して事前勉強しておくことである程度負担が減ると思います。例えば自分があらかじめ勉強しておくことで、対面式の授業に戻った場合、他の学生に教えたりすることでコミュニケーションのきっかけにもなると思います。

7)オーストラリアの生活とアルバイトについて教えてください。

オーストラリアは物価が高いこともあり、基本的に自炊が中心でした。オーストラリアでは3大スーパー(Coles、Woolworth、Aldi)、場所によっては地元の市場のような安めのお店もあるので、そういった所を使い分け生活費を抑えていました。
また、アルバイトは飲食店がメインでした。履歴書を作成しウェブから応募、また印刷して実際にお店に足を運び履歴書を配り歩きました。経験的に実際にお店に行って配った方が仕事を手に入れられる可能性が高いです。また大学生活後半になると担当教師から時給の良いアルバイトをもらえました。そのため、諦めずに勉強をし続け教員とも良い関係を築ければ、思わぬ所にあるチャンスを掴むことができるかもしれません。

8)お住まいはどうやって探しましたか?

基本的にFlatmatesと言うシェアハウス検索サイト、そして大学が認可したシェアハウスのサイトから探しました。良いと思う物件に一つひとつ連絡・アポを取り、その中から一番良い物件をその都度選んできました。写真と実物が違う可能性もあり、またオーナーや一緒に住む人を確認すると言う意味合いからも、内見は必ず行う必要があります。渡豪していきなりそれは厳しいと思う場合は、最初は学生寮に入るのも良いかもしれないです。

9)2022年6月に大学院(コースワーク)を終えられて、現在何をされていらっしゃいますか?

University of Queenslandにて、今回勉強した内容を活用したアグリテック・アグリビシネス分野でのPhDコースに挑戦することが決まりました。現在は休暇を取りながらその準備をしております。

10)ICNを選ばれた理由と感想をお聞かせください。

一番大きな理由は長い間学生のサポートをし続け評判が高いからです。実際に何度か面談や相談をしましたが、その都度、親身になってくださり情報やアドバイスを頂きました。

今回の大学を決めたのも、そしてPhDの大学探しのいずれも頂いた情報が大いに役に立ちました。迷ったらまずは連絡をしてみるのが一番だと思います。

11)これから留学する方へアドバイスをお願いします!

正直に言うと、今回の大学生活は、勉強内容が難しくまたコロナという変則的な困難もありあっという間でした。上記の通り、何度も辞めようか考えたこともありましたが、その度、あともう1日と自分を鼓舞し続けその積み重ねで今に至ります。

そのため一番大切なことは、困難に直面した時になぜ留学を決意したのか、叶えたい理想や自分を思い出すこと、そして諦めないことです。また、自分の心の内を相談できる人を作るのも大切だと思いました。あとは必ず何でも良いので息抜きを作ってください。この困難を乗り越えた先には、必ず大きな達成感を味わえると思います。

留学のご相談・カウンセリングについて

いかがでしたでしょうか?

UOWのMaster of Computer Scienceは、大卒であれば、IT未経験の方でもご入学可能です。

最近は、ITコースが人気急上昇中!

IT留学にご興味が湧いた方、是非ICN留学情報館までお問合せくださいね 🙂 

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