将来の職選びの参照データ①:オーストラリア永住権 各VISAの職種リスト 政府リスト一覧表

毎年、オーストラリアは多くの移民を受け入れており
(本会計年度2019年7月1日ー2010年6月末日は16万人受け入れ予定)、
特に中国人、インド人は学生ビザの後、永住ビザを取得する方も多いのも現実ですが、
彼らは特に移民局の公表しているMLTSSL職種リストを常にモニターし、教育投資をしております。

Graph 1.3 Overseas-born — top 10 countries of birth — Australia — 2008, 2013 and 2018

(a) Top 10 countries of birth are at 30 June 2018.

永住権は昨今、学生からという道はルール変更やポイント変動も激しく、
厳しくなりつつありますが、有能な方にはチャンスは常にあるともいえます。

特にオーストラリア政府がポイントシステムに反映させている
以下の3つが大きな要素となります。

①英語力(IELTS6は最低ライン、IELTS7、8で特別ポイント)

②職種と職歴(職種はオーストラリア政府が必要としている職種、常に変更のリスクあり)

③年齢(24-32歳が最高得点 30Pt、45歳で権利がなくなるVISAが多い)

職種リストはビザの種類によって複数存在しておりますが、
特に今後、5年、10年で特に、必要とみなされている職種に関しては
Medium and Long-term Strategic Skills List (MLTSSL)、
212職種はあらゆる技術系永住ビザにつながる非常に職種といえます。

このMLTSSLもビザの種類によって複数種類がありますのでこの点も注意が必要です。
また短期で必要な職種 Short-term Skilled Occupation List (STSOL)、公表しております。

ビザの種類によって求められる職種は異なっております。
代表的なダイレクトな永住ビザは以下となります。

① 技術独立永住ビザ Skilled Independent Visa (Subclass189)

:MLTSSL職種のみ可能性あり

② 州スポンサー永住ビザSkilled Nominated Visa(Subclass190) 

:MLTSSL職種+州によって職種リストは異なりますがSTSOL職種も含まれる

③ 雇用主スポンサービザ  Employer Nomination Scheme Visa(Subclass186)

:Subclass186用のMLTSSL職種のみ申請可能

④ 地方雇用主スポンサービザ Regional Employer Nomination Scheme Visa(Subclass187) 

(※今後新しいビザに差し替えられる予定)

また2段階式で永住権につながるVISAとして

州スポンサーSubclass489も存在しておりますが、
2019年11月16日より新しいSkilled Work Regional (Provisional) visa(Subclass 491)
に差し替えの予定となっております。

現在の政府の方針ではこの先少なくとも5年は都市部
(シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、パース)
以外で就学をする学生に優位となるポイントシステムを導入し、
地方に移住する方に優位性を高めるシステムを導入することが公表されております。
詳細はこちら:https://immi.homeaffairs.gov.au/what-we-do/regional-migration/news/new-regional-visas

特にSkilled Independent Visa(Subclass189)の
技術独立永住ビザの職種リスト、
MLTSSL職種リストは最もニーズが高い、
と言われている職種リストとなります。

オーストラリア、もしくは世界的にみてもこの先、5年、10年、
求められる職種のトップリストにもなりますので、
人生の設計を考える際、永住のことを考えないにしても、
参考になる職種リストといえるかもしれません。

以下のリストは2019年8月現在のリストであり、不定期に
更新されます。移民局のサイトから探しにくいこともあり、
ここに抜粋しておきます。

学生ビザの審査には自国で生かされるプランかどうか、永住目的ではないか、という点も審査されます。
これは就学による永住権取得という道が保証されていないため、そのことだけを考えている方は政府は厳しく学生ビザの審査を
行っております。ルールは激しく変更され、学生ビザからの永住ビザは保証されておりませんので、
留学プランをお考えになる際にはオーストラリア以外でも応用が可能かどうかのビジョンやリサーチは必ず
行っていただくことが必要となっております。

 

Legislative instruments

The table below provides information on the formal legislative instrument(s) which specify the occupations available for the skilled visa types listed.

https://immi.homeaffairs.gov.au/what-we-do/skilled-migration-program/what-we-do/legislative-instruments

Visa Program(s) Subclasses (streams or types) Legislative Instrument(s)
Skilled independent permanent visas Skilled Independent visa (subclass 189) – Points-tested stream

Skilled Regional (Provisional) visa (subclass 489) – Family nominated

LIN 19/051: Specification of Occupations and Assessing Authorities
Skilled nominated permanent visas Skilled Nominated visa (subclass 190)

Skilled Regional (Provisional) visa (subclass 489) – State or Territory nominated

LIN 19/051: Specification of Occupations and Assessing Authorities
Employer sponsored visa programs Temporary Skill Shortage (TSS) visa (subclass 482) LIN 19/048 : Specification of Occupations and  Assessing Authorities— Subclass 482 Visa
Employer Nomination Scheme (ENS) visa (subclass 186) LIN 19/049 Specification of Occupations and Assessing Authorities—Subclass 186 Visa
Regional Sponsored Migration Scheme (RSMS) visa (subclass 187) LIN 19/047 Specification of Occupations — Subclass 187 Visa

IMMI 12/096 :Specification of Occupations and Assessing Authorities

Other temporary visa programs Temporary Graduate visa (subclass 485) – Graduate Work LIN 19/051: Specification of Occupations and Assessing Authorities
Training visa (subclass 407) LIN 19/050: Specification of Occupations—Subclass 407 Visa

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