オーストラリア留学の5つのメリットとは?都市の特徴、気候、費用など

過ごしやすい気候や自由なムードが魅力のオーストラリアには、世界中から留学生が集まってきています。オーストラリアは英語圏の国であるだけでなく、たくさんの移民が暮らす多文化国家であることも留学に適した環境を作り出しています。留学を検討中の人に向け、オーストラリア留学のメリットや主要都市の特徴、気候、留学費用などを解説します。

オーストラリア留学のメリット5つ

オーストラリアが日本人を始め多くの留学生に選ばれる背景には、欧米ともアジア圏とも異なる5つのメリットがあります。

オーストラリアは公用語が「英語」

語学留学で英語を学びたい人だけでなく、英語で専門分野の勉強をしたい人にとってもオーストラリアは魅力的な留学先です。個人の留学だけでなく、中学生や高校生の交換留学親子留学なども、英語圏だからこそハードルが低いといえます。英語に自信がない人にとっても、移民が多く「非・英語ネイティブ」に寛容で親切な人が多いオーストラリアは初めての留学にぴったりの国です。

日本・オーストラリア間は時差が小さい

日本とオーストラリアの物理的な距離の近さ、そして時差の小ささは、留学生にとって心理的な安心につながります。東京・シドニー間は直行便で約8時間、時差は1時間(サマータイムは2時間)だけ。時差を気にせずに日本の家族や友人とLINEなどで話せるので、ホームシックにもなりにくいでしょう。

オーストラリアの気候は温暖で快適

南半球にあるオーストラリアは日本と季節が真逆ですが、気候は日本と同じように温暖です。ケアンズやゴールドコーストがあるQLD州の夏は湿潤ですが、シドニーやメルボルンなどは夏でもドライで快適に過ごせます。

オーストラリアの温暖な気候

オーストラリアでは学生ビザでも働ける

学生ビザでの就労が禁止されている国もありますが、オーストラリアでは学生ビザ保持者が仕事をしてお金を稼ぐことが許可されています(労働時間の制限あり)。十分な留学資金を前もって用意している人でも、経験や豪華なホリデー資金のためなど、オーストラリア現地でのアルバイトは留学生活を豊かにしてくれます。

ワーキングホリデービザでも、もちろん就労可能です。

オーストラリア国内でのホリデーも充実

カンガルーやコアラといった独自の生態系だけでなく、広大な国土を持つオーストラリアではエリアごとに異なるカルチャーを体験できます。週末に飛行機でオーストラリア国内の他都市を訪れたり、都会を離れて車でラウンドをしたり、ホリデーの楽しさもセットになっているのがオーストラリア留学の魅力です。

オーストラリアのコアラ

また、オーストラリアは世界の中でも比較的治安が良く、必要最低限の注意をすれば旅行も生活も安心して満喫できます。

あえてデメリットを挙げるなら、オーストラリアの物価は欧米並みの高さですが、最低時給はアルバイトでも19.49ドル(2019年時点)と世界主要国で最高額。日用品や衣類の買い物には、ユニクロや無印良品、ダイソーなどの日本企業の他、IKEAやコストコなど世界中の量販店も大都市に出店しているので安心です。正しい情報を知れば、充実したオーストラリア留学生活を送ることができます。

オーストラリアの主要都市の特徴

オーストラリアを留学先に選ぶ場合、まず気になるのが拠点とする都市です。広大なオーストラリアには、以下のような個性あふれる主要都市があります。

シドニー(NSW州)

南半球最大の商業都市シドニーは、留学先としてもオーストラリアで人気ナンバー1の都会です。学校や仕事の選択肢の多さ、ビーチやブルーマウンテンズ国立公園などへのアクセスの良さに加え、冬も東京より暖かいので過ごしやすさ満点。

メルボルン(VIC州)

世界で最も住みやすい街」の1位に何度も輝いているメルボルンは、アートやファッションなどの文化が栄え、全豪オープンやF1などオーストラリアを代表するイベントも多数開催。高水準の教育機関が多く、ビジネスの発展も目覚ましく、留学先としての注目度も抜群です。

メルボルン

ブリスベン(QLD州)

川沿いに広がる整った景観がきれいなブリスベン。学校の数・種類ともに豊富で、徒歩圏内にショッピングエリア、公共施設、植物園、マーケットなど何でもある街のコンパクトさがオーストラリアでの留学生活を快適にしてくれます。

ブリスベン

ゴールドコースト(QLD州)

日本旅行客にも人気が高いゴールドコースト。のどかな海沿いの街でサーフィンやヨガをしながら、オーストラリアでの留学とホリデーを同時に楽しめる環境です。冬は朝晩のみコートが必要です。

ゴールドコースト

ケアンズ(QLD州)

ケアンズは、オーストラリアの中で日本から最も近い国際空港のある街です。赤道からの距離も近い熱帯エリアなので、マリンスポーツを楽しみながらのんびりとした留学生活を送れます。

ケアンズ

アデレード(SA州)

芸術やワインが有名な南部のアデレードは、オーストラリアで5番目の規模の街。シドニーやメルボルンなどの大都市より留学コストが安く済み、ロードトリップで有名なグレートオーシャンロードにも近いです。

Adelaide Cityアデレードのシティ

キャンベラ(ACT)

オーストラリアの首都キャンベラは、国会議事堂や国立図書館、大学などが整然と並びアカデミックな雰囲気も満点。治安や交通の便が良く、日本人が少ない環境で英語漬けになれます。

キャンベラ

パース(WA州)

オーストラリアの主要都市の中で唯一、西海岸に位置するパース。小規模な都市で人口過密とはほど遠く、日本人も少なめです。周辺にはビーチやワイナリーの他、ロットネスト島など人気の旅行先も。

パース

以上のオーストラリアの主要都市のうち、シドニー、メルボルン、ブリスベン、ゴールドコースト、ケアンズ、パースでは日本からの直行便が定期的に発着しています。また、上記のうちQLD州とWA州ではサマータイムを実施していませんが、他の州では夏の間、日本との時差が1時間増えて2時間となります。

オーストラリア留学の費用は?

オーストラリア留学の費用は、勉強する内容、期間、都市、住居形態、渡航時期により大きく異なります。仮に、一般英語コースで3カ月間、シドニーでホームステイをしながら留学する場合、往復航空券や留学保険、学費、居住費などの合計で70〜90万円ほどの予算を考えておくと良いでしょう。シェアハウス生活や他の都市を選ぶと、もっと安くオーストラリア留学ができる可能性があります。

より具体的に検討したい場合は、オーストラリア留学の経験者に体験談を尋ねる、あるいは留学エージェントに予算の相談をすることもできます。

オーストラリア留学のプロに無料で相談

オーストラリア留学と一口に言っても、一般的な語学留学からスポーツ留学、マッサージやヨガ、英語教師などの資格取得のための留学、医療や看護など現地で使えるスキルを培う留学など、その内容もスタイルも様々です。留学先にオーストラリアを検討しているなら、まずは自分の留学の目的を考え、その上でどんな選択肢があるかを留学エージェントに気軽に相談してみましょう。

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